スーパーやコンビニのお菓子コーナーでよく見かける棒付き飴は、子供が何歳くらいになったら食べさせ始めてもいいものなのでしょうか?
飴玉とは違って、棒付き飴だと喉に詰まらせてしまうリスクが少なくて子供に食べさせるには適しているような気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか。
やはり棒付き飴も子供に食べさせるにはなんらかのリスクを伴うようですね。
ということで今回は、
・棒付き飴は子供にはいつくらいから食べさせてもいいものなの?
・棒付き飴を子供に食べさせるときに注意すべきこととは?
・棒付き飴を食べると虫歯のリスクが高まるってホント?
ということについてご紹介していきたいと思います。
棒付き飴は子供にいつから?
A.目安は早くても1歳半くらいから
棒付きの飴って、子供には何歳からなら食べさせてもいいものなのか気になりますよね。
これについては様々な意見や見解があります。
というのも、「棒付き飴は○歳から!」というような明確な決まりはないからです。
ネットやまわりのママ友たちの様々な意見を見ていると、棒付き飴を子供に食べさせ始めた年齢は色々で、早い人であれば1歳代から、遅い人だと幼稚園にあがってもまだ食べさせていないというご家庭もあるくらいです。
棒付き飴は飴玉に比べると、食べていて喉に詰まらせてしまうという危険性は低いので、子供に飴デビューをさせるときには適しているのかもしれません。
そういう意味では飴玉を食べさせるよりも早い年齢で、棒付き飴を食べさせるというお父さんお母さんは多いかもしれないですね。
ただし、早くても離乳食が完了するまでは食べさせない方が良いと思います。
やはり飴は砂糖をたくさん使っているお菓子なので、薄味を徹底している離乳食期に与えるというのは望ましくありません。
ですから、早くても1歳半までは棒付き飴は食べさせないようにしましょう。
また、棒付きでも危険な点や気を付けなければいけない点は色々あります。
それについては後述していきたいと思います。
棒付き飴を子供に食べさせる場合の注意点
棒付き飴は飴が棒に引っ付いているということを考えると、子供が飴玉を喉に詰まらせてしまうという危険性は低いです。
ですが、棒部分を喉に刺してしまうという危険性は十分にあります。
棒付き飴を普通に食べていればそんな心配も無いのですが、飲食しているときに大人しくできる子供ばかりではありません。
棒付き飴を食べながら歩き回ったり跳び跳ねたりしてしまう子供もよくいます。
ですが、こんな食べ方をするのは当然危険です。
棒付き飴を咥えた状態で転けてしまったりしたら、棒部分を喉に突き刺してしまうことになりかねません。
ですから、子供に棒付き飴を食べさせるときは大人の目が届くところで、座らせて食べさせるようにしましょうね。
棒付き飴で虫歯のリスクは上がる?
また、子供に棒付き飴を食べさせるときにもうひとつ気を付けなければならないことがあります。
それは、虫歯のリスクです。
飴は砂糖をたくさん使っているので虫歯になるリスクか高いおやつの上位に含まれますが、理由はそれだけではありません。
棒付き飴は基本的に舐めて食べるので長時間かけて食べ終わることになると思うのですが、それが一番の虫歯リスクを高める理由なのです。
ですから、棒付き飴を食べさせたあとはすぐに歯磨きをしたり水を飲ませるなどしてあげましょう。
こうすることで少しは虫歯のリスクを低くすることは可能になります。
とは言いますが、やはり一番良いのは棒付き飴自体を食べさせないようにすることなんですけどね。
ちなみに今は虫歯菌を撃退してくれる歯磨き粉なんかも売っているので、こちらを使うことで子供の虫歯率を激減させることもできますよ。
子供が虫歯になるかどうかは6歳まででほぼ決まるとも言われているので、お子さんを虫歯から守りたいママさんはチェックしてみるとよいでしょう。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
子供の虫歯は6歳までで決まる!?今なら間に合う”虫歯菌を除去する菌”とは
【まとめ】棒付き飴を子供に食べさせ始めるのは早くても離乳食が完了してから!
棒付き飴は子供には食べさせないに越したことはないのですが、どこかでもらう機会も多いので嫌でも子供が認識して食べたがるようになってしまいます。
・子供に棒付き飴を食べさせ始める年齢は家庭によっても様々だが、早ければ1歳半からなら食べても大丈夫
・子供に棒付き飴を食べさせるときは座らせて食べさせよう
・棒付き飴を食べると虫歯のリスクが高まるので、食べたあとは歯磨きをするなどの対処をしよう
食べさせるにしても、様々なことに気を付けながら食べさせるようにしましょうね!