カマンベールチーズって、子供は何歳くらいからなら食べさせてもいいものなのでしょうか?
そのまま食べても美味しいし、チーズフォンデュをするときに使っても美味しいカマンベールチーズ。
子供と一緒にカマンベールチーズを使った料理を食べたいと思われるお父さんお母さんもいらっしゃると思うのですが、チーズって食中毒の危険があったりもするので食べさせる時期については慎重になりたいですよね。
ということで今回は、
・カマンベールチーズって何歳頃から食べさせてもいいものなの?
・カマンベールチーズにはアレルギー成分って含まれているの?
・カマンベールチーズを子供に食べさせるとき、どんなことに注意すればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
カマンベールチーズは何歳から?
A.目安は2歳になってから
チーズには色々な種類があるわけですが、柔らかくて濃厚な味わいが特徴なカマンベールチーズって何歳くらいからなら食べられるようになるものなのでしょうか。
これについては明確な決まりというのはありませんが、できることなら2歳までは食べさせない方がいいとされています。
カマンベールチーズはとても柔らかいので、その柔らかさだけで言えば離乳食なんかにもむいているような気がするのですが、含まれている成分に問題があります。
カマンベールチーズは他のチーズと比べても乳脂肪分が特に多く含まれています。
なので、カマンベールチーズを食べ過ぎると脂質の摂りすぎということになってしまうのです。
それに加えて、カマンベールチーズに限らずチーズ自体が塩分を多く含んでいるので、チーズの食べ過ぎは塩分の摂りすぎにもなるので子供にとってはあまり良くありません。
カマンベールチーズは早ければ離乳食が完了期に入る頃、つまり1歳頃からなら食べさせても大丈夫ではあるのですが、上記のことを考慮した上でなるべく2歳になるまでは食べさせない方がいいとされています。
カマンベールチーズのアレルギー
カマンベールチーズを始めとするチーズにはアレルギー成分として「乳成分」が含まれています。
ですが、チーズによってはアレルギー反応が出ないこともあります。
アレルギー反応が出てしまう可能性のあるチーズの特徴は、「ナチュラルチーズ」であるかどうかということです。
ナチュラルチーズは加熱処理をされていないからです。
一方でアレルギー反応が出ないチーズのほとんどは「プロセスチーズ」です。
プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱処理したものを指し、これらは乳酸菌が死滅しているからアレルギー反応が出にくいんですね。
では、カマンベールチーズの場合はどうなのでしょうか。
カマンベールチーズはナチュラルチーズの類いになりますので、アレルギー反応が出てしまう危険性が高いです。
ですから、乳成分でアレルギー反応を引き起こしてしまう危険性があると分かっている子供には食べさせない方がいいですよ。
カマンベールチーズを子供に与える場合の注意点
では、子供にカマンベールチーズを食べさせるときにはどんなことに注意した方がいいのでしょうか。
一番注意しなければならないのは、食べさせる量についてです。
先ほどもご紹介した通り、カマンベールチーズには乳脂肪分と塩分が多く含まれています。
そのため、子供がカマンベールチーズを食べ過ぎてしまうと太りやすくなってしまったり塩分過多で最悪の場合死に至ることもあるんですよ。
ですから、カマンベールチーズを食べさせるにしても量は厳しく制限するようにしましょうね。
【まとめ】カマンベールチーズは2歳からなら食べさせても大丈夫!
とろけるような柔らかさが美味しいカマンベールチーズですが、子供に食べさせる場合は気を付けなければいけないことがあるんですね。
・子供にカマンベールチーズを食べさせるなら2歳を過ぎてからの方がいい
・カマンベールチーズには乳成分が含まれているので、そのアレルギーを持っている子供が食べるとアレルギー反応が出てしまう危険性がある
・子供にカマンベールチーズを食べさせる際は、与える量に気を付けなければならない
カマンベールチーズをより安全に食べさせるのであれば、加熱調理してから食べした方がいいかもしれませんね!