赤ちゃんには普通のせんべいはいつから食べさせられるようになるのでしょうか?
赤ちゃんの初めてのおやつとしてメジャーなのが、赤ちゃん用のせんべいですよね。
これは歯がまだ生えていない赤ちゃんでも食べられる、口に含むと唾液で溶けてくれるようなものになっています。
では、赤ちゃん用のせんべいを卒業して普通のせんべいはどのタイミングで食べられるようになるのでしょう。
ということで今回は、
・普通のせんべいは赤ちゃんはいつくらいからなら食べられるようになるの?
・せんべいに含まれるアレルギー成分にはどんなものがあるの?
・普通のせんべいを子供に食べさせるときに気を付けるべきこととは?
ということについてご紹介していきたいと思います。
普通のせんべいは赤ちゃんにいつから?
A.1歳半頃から(奥歯が生えてきた頃)
大人が食べているような、普通のせんべいは赤ちゃんにはいつくらいからなら食べさせることができるようになるのでしょうか。
ハイハインのような赤ちゃん用のせんべいだと、離乳食を始めたくらいから食べさせることができますし、ちゃんと商品のパッケージにもそのような記載がなされています。
ですが、普通のせんべいの場合はそのような記載はもちろんされていませんし、食べてもよくなる年齢について明確な決まりというのは特にありません。
なので、お父さんお母さんの判断によるところが大きいです。
ただし、ひとつの基準として参考にしてもらうといいのが、「奥歯が生えてきた頃」です。
せんべいのような硬い食べ物は前歯だけで食べるのはなかなか難しいです。
そのため奥歯が生えてきたのを確認してから食べさせた方がいいとされています。
赤ちゃんに奥歯が生えてくるのは1歳4ヶ月頃です。
なので、普通のせんべいを食べさせるのもこの頃からというように思っておいていただければいいのではないでしょうか。
もちろん歯の生え方というのは個人差によるものが大きいので、赤ちゃんの歯の生え方や成長具合などを鑑みて食べさせる時期を判断されればいいと思いますよ!
せんべいのアレルギー成分
赤ちゃんにとって初めての食べ物を与えるときに一番気にかけるのが「アレルギー成分」のことではないでしょうか。
では、せんべいにはどのようなアレルギー成分が含まれているのでしょうか。
ここでは一般的な醤油せんべいを例に見ていきましょう。
すべてのせんべいに共通しているのは、米を原料として作られていて醤油で味付けをしているということです。
醤油は大豆から作られているので、大豆のアレルギー成分が含まれていることになります。
ですから、赤ちゃんに大豆アレルギーのある可能性があるのであれば醤油せんべいを食べることはできません。
こちらの商品では使われていませんが、商品によっては小麦粉を使っていることもありますからその場合小麦アレルギーのある可能性があるのであれば食べられませんよね。
その他、一口に「せんべい」と言っても様々な味付けのものがあったりしますので、赤ちゃんに食べさせるときは事前にアレルギー表示があるかどうかをしっかりと確認するようにしましょう。
普通のせんべいを子供に食べさせる場合の注意点
では、赤ちゃんに普通のせんべいを食べさせるときはどのようなことに気を付けなければならないのでしょうか。
普通のせんべいを赤ちゃんに食べさせるのであれば奥歯が生えてくる1歳4ヶ月以降から、ということを先述しましたが、それでも最初のうちは硬くてうまく食べることができないと思います。
場合によっては硬いせんべいで口の中を傷付けてしまうこともあるかもしれません。
そのようなことになってしまうのを避けるために、赤ちゃんに普通のせんべいを与えるときにはあらかじめ小さく食べやすいサイズに割ってあげるといいでしょう。
また少し水で濡らしてフニャフニャにしてから食べさせるのもアリですよ。
こうすることで口が小さな赤ちゃんでもより食べやすくなります。
【まとめ】赤ちゃんが普通のせんべいを食べられるのは奥歯が生えてきてから!
赤ちゃん用のせんべいと比べると圧倒的に硬さがある普通のせんべいは、食べさせるタイミングについてはちゃんと考えなければなりませんね。
・赤ちゃんが普通のせんべいを食べられるようになるのは、奥歯が生えてくる1歳4ヶ月頃から
・醤油せんべいであれば大豆アレルギーのある可能性がある赤ちゃんは食べられない
・赤ちゃんに普通のせんべいを食べさせるときは、あらかじめ小さく割ってから与えるようにしよう
硬いせんべいはしっかりと噛む練習にもなるので、そういう意味ではいいかもしれませんね!