アーモンドチーズは何歳から食べれる?アレルギーや注意点!

アーモンドもチーズも栄養価が高いということで、それがひとつになっているアーモンドチーズを赤ちゃんに食べさせたいと考えるお父さんお母さんも多いはず。

でも、アーモンドチーズって何歳になったくらいからあげても大丈夫なのでしょうか?

アーモンドなどのナッツ類やチーズってアレルギー反応が出やすい食品の代表格でもあることから、食べさせ始める年齢には十分に配慮したいものです。

ということで今回は、

・アーモンドチーズって何歳になったら食べても大丈夫なの?
・アーモンドチーズに含まれているアレルギー成分にはどんなものがあるの?
・アーモンドチーズを食べさせるときの注意点とは?

ということにつてご紹介していきたいと思います。

アーモンドチーズは何歳から食べれる?

A.大体3歳くらいを目安に

お子さんに朝食やおやつとしてベビーチーズを食べさせている、食べさせたいと思っているお父さんお母さんは多いと思います。

アーモンドもチーズも栄養素の高い、健康に良い食べ物なイメージがありますからね。

ベビーチーズには色んなフレーバーがあり、そんなアーモンドとチーズが一緒になっているアーモンドチーズがありますし、こどもにも食べさせたいと思っていらっしゃるかもしれません。

「○歳からでなければ食べさせてはいけない!」とうような明確な決まりはないものの、あまり早い年齢のうちに食べさせ始めるのはおすすめしません。

もちろん、離乳食が完了してからというのは大前提としてあります。

アーモンドチーズを食べさせても大丈夫な年齢の目安としては、大体3歳頃からと思っていただいた方がいいかもしれません。

この頃には乳歯も生え揃ってくるでしょうし、食べるものについてはほぼ大人と同じものを食べるようになってくる時期でしょうからね。

アーモンドチーズのアレルギー成分は?

アーモンドチーズを早い時期から食べさせることをあまりおすすめしないのには、アレルギーの問題があります。

雪印メグミルクのアーモンド入りチーズを例に見ていきましょう。

アレルゲン表示のところを見てみると、

・乳成分
・落花生

とあります。

落花生などのナッツ類はアレルギー反応が強く出やすい食品なので、小さいこどもに食べさせるのは危険なのです。

口のなかが赤く腫れ上がったり全身に発疹が出たり、最悪の場合はアナフィラキシーショックを起こして死に至るということもあり得るんです。

ですからあまりに小さいうちから食べさせると、このようなアレルギー反応を引き起こしてしまう確率が高くなるということで、食べさせ始める時期については慎重になる必要があります。

また、離乳食期の頃は乳製品を食べさせてもアレルギー反応が出ていなかったという子でも、あるとき急にアレルギー反応を引き起こしてしまうということもあります。

これについても低年齢のうちだとこのようなことが起こりやすいので、油断は禁物です。

ところで、アーモンドチーズなのに何故アレルゲン表示されているのが落花生?と思いますが、これについては原材料を見てみると何故これがアレルゲン表示に含まれているのかが分かります。

こちらの商品の原材料には、

・ ナチュラルチーズ
・アーモンド/乳化剤
・香料(落花生由来)

が使われています。

なるほど、香料に落花生が含まれていたんですね。

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アーモンドチーズを食べさせる場合の注意点

3歳になったからと言って、安心しきってはいけません。

アーモンドチーズを食べさせるときにはいくつかの注意が必要です。

注意点1.アーモンドによる誤嚥(ごえん)に注意

まずひとつめは、アーモンドによる誤嚥(ごえん)に注意が必要ということです。

商品にもよりますが、なかにはアーモンドが砕かれたものがチーズのなかに入っているタイプのものもあります。

こういったアーモンドチーズには注意してください。

大人の感覚でいくと「え、こんなに小さく砕かれているのに!?」と思うようなサイズ感のアーモンドでも、こどもが食べると誤嚥してしまって気管にアーモンドが入り込んでしまうという事故は頻繁に起こっています。

アーモンドチーズを食べさせるときはなるべくアーモンドの形が残っていないタイプのものを選ぶというのがベストです。

若しくは、万が一のことを考えて大人が見ているところで食べさせるようにしましょう。

※誤嚥(ごえん)とは?

誤嚥とは、唾液や食物、胃液などが気管に入ってしまうことをいいます。

注意点2.塩分が強めなので食べすぎないようにする

ふたつめは、食べすぎないようにするということです。

うちの2歳半の息子もそうなのですが、このくらいの年齢のこどもって一度食べて気に入ると際限なく食べたがりますよね。

ですが、アーモンドチーズのようなベビーチーズは比較的塩味が強めです。

小さいこどもは特に塩分の摂りすぎに注意しなくてはならないので、アーモンドチーズも「1日に1個!」と決めて食べさせるようにしましょうね。

【まとめ】アーモンドチーズにはアレルギーと誤嚥の危険性が潜んでいる!

アーモンドチーズは健康に良いから、ということでこどもが小さいうちから食べさせようとしたいところですが、実は危険がいっぱいだったんですね。

・アーモンドチーズを食べさせ始めるのは3歳以降からが理想的
・アーモンドチーズに含まれる落花生の成分がアレルギー反応を引き起こしやすいのでこどもにとっては危険度が高い
・アーモンドによる誤嚥の可能性もあるので、なるべく大人が見ているところで食べさせた方がいい

アレルギーや誤嚥は後遺症が残ったり、最悪の場合は命を落としてしまう危険性もあるので、アーモンドチーズを食べさせるときは十分に注意しましょうね。

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