幼児食でベーコンはいつから?1歳〜2歳の子供に与える場合の注意点

離乳食も完了していよいよ幼児食への突入。
食べられる食材もグンと増えてきます。
ママさんたちも、離乳食作りの時と違って肩の荷が降りた感じになりますよね。

そうしてくると子どもの方から「ママ、これ食べたい!」と言ってくる機会も増えてきます。
しかし幼児食になっても、『あれ?そういえば食べさせてなかったけど食べてもいいんだよね?』という食材も出てきます。

今回はソーセージは食べさせていたけど、ベーコンって?と思っているママさんのために、ベーコンっていつから食べさせて良いのか、1~2歳のお子さんに与える際の注意点について説明していきたいと思います。

幼児食でベーコンはいつから?

A.1歳を過ぎてから

離乳期完了期くらいからポークビッツやアンパンマンのソーセージなどを食べさせているママさんもいると思います。

ベーコンも1歳を過ぎたら食べられます。
でもお子さんによって1歳を過ぎても上手くモグモグできないお子さんもいますので、焦って与える必要はありません。

長男は2歳くらいの時に初めて食べて、ベーコンを喉に引っ掛けたことがあるので、次男にはだいぶ後に与えました。
でも長男も次男もベーコンが好きになってしまったので、三男は1歳から食べています。

正直、カミカミとできてもうちの長男のように飲み込むのが苦手なお子さんはもう少しあとに与えてもいいかもしれません。

1歳〜2歳の子供にベーコンを与える場合の注意点

ベーコンは薄そうなので食べやすいように見えますが、与える際の注意点がいくつかあります。

脂分

ベーコンは豚のバラ肉を使っています。
精肉のバラ肉は他の部位と比べても脂分がとても多いですよね。
ベーコンがハムと比べてジューシーなのはそのためです。

この脂分がベーコンの美味しさではありますが、1歳~2歳のお子さんにはこの脂分が腹痛や下痢の原因になる可能性があります。

大人でも脂っこいものを食べて腹痛や下痢を起こす人もいますので、消化機能がまだ未熟な1歳2歳のお子さんに与える場合はベーコンの脂分を覗いて赤身部分を食べさせてあげましょう。

またベーコンを焼く際は、油をひかず焼くと良いでしょう。

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塩分

精肉と違いベーコンはバラ肉を塩漬けしています。
そのため、塩分のとりすぎに注意しなければなりません。

1歳~2歳の食塩摂取量は1日3~3.5gです。

使い切りの小さいパックでも2g以上の塩分が含まれています。
味付けには十分気を付けなければならないのです。

調理するならスープの出汁として使うなど、塩分の摂り過ぎにならないようにしましょう。
2歳くらいでも焼いてそのままだしても味付けは不要です。

ベーコンの大きさ

これは私自身もヒヤっとしたことです。
前項でもありましたが、私の長男はベーコンを詰まらせたことがあります。

ベーコンの皮や脂肪分の筋みたいな部分を引っかけたようでした。
2歳だったので油断していましたが、パッと息子の方をみたら一生懸命吐き出そうとしても喉に引っかかってなかなか出てこない状態でした。

1歳くらいであれば縦横1cm、2歳くらいであれば2cmくらいの大きさにして与えると良いと思います。
また1歳半がすぎて奥歯が生えてきたらしっかり噛めるようになってくるので、お子さんによってはブロックベーコンを小さくして与えてもいいでしょう。

食べやすそうに見えて塩分や脂分が多いので、初めはスープから始めるといいかもしれません。

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まとめ 美味しいけどほどほどに

ベーコンは美味しいです。
大人でもベーコンが好きな人は多いと思います。

ベーコン自体に塩分がしっかりついているので、食べて好きになるお子さんもいると思います。
モリモリ食べてくれると嬉しくて毎日与えてくなってしまうママさんもいると思います。

でもベーコンは加工食品です。
塩分や脂分が多いベーコンよりもまず普通のお肉に慣れてもらうことも大切です。

「三つ子の魂百まで」といいますが、三歳までの食事で今後の味覚が決まってくるといわれています。
加工食品はママにとっては強い味方ではありますが、お子さんにとっては今後の味覚を左右する大切な時期でもあります。

自然の食材を中心に取り入れながら、美味しいベーコンの力で苦手なお野菜克服もできるかもしれません。
上手くベーコンなどの加工食品を使ってお子さんの成長を支えていきましょうね。

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