大豆を使って作られているということで冷奴はとても健康に良い食べ物として広く知られているわけですが、赤ちゃんにはいつ頃から食べさせてもいいものなのでしょうか?
離乳食の行程の中で豆腐を食べさせる段階がやってくるわけですが、冷たいままの状態である冷奴を食べさせるタイミングは離乳食で豆腐を食べさせ始めるタイミングと同じでいいものなのか悩みますよね。
赤ちゃんに食べさせるということで、やはり加熱しておいた方がいいものなのでしょうか。
ということで今回は、
・冷奴は赤ちゃんにいつからなら食べさせても大丈夫なものなの?
・加熱をしていない冷奴を赤ちゃんに食べさせるのは危険なこと?
・赤ちゃんに食べさせるのにおすすめな、冷奴のレシピとは?
ということについてご紹介していきたいと思います。
冷奴は赤ちゃんにいつから食べさせる?
A.目安は1歳半くらいから
大豆が原料の豆腐は健康にとてもいい食材ですし、食感も柔らかく食べやすいことから積極的に赤ちゃんに食べさせたい食材のひとつです。
夏なんかは特に冷奴を食べさせてあげたいと思われるかもしれませんが、冷奴は赤ちゃんにいつ頃からなら食べさせても大丈夫なものなのでしょうか。
冷奴は基本的には1歳半くらいからなら食べさせても大丈夫だとされています。
1歳半頃といえば離乳食も完全に終了の段階を迎えており、ほぼ大人と同じものが食べられるようになっている頃です。
食材も、アレルギー反応が出やすいようなものなどを除けばほとんどのものが食べられるようになっている時期といえます。
ですが、1歳半になるまで豆腐が食べられないのかというと、決してそういうわけではありません。
冷奴が食べられるようになるまで(1歳半まで)は、豆腐はしっかり加熱したものを食べさせるようにしてください。
加熱しない生の状態で与えるのは危険?
1歳半になるまでは豆腐はしっかり加熱したものを食べさせるように、ということを先述しましたが、何故生の状態で与えるのはいけないのでしょうか。
それは、赤ちゃんの消化機能や菌に対する抵抗力が未熟だからです。
冷奴のような冷たいものを食べさせると消化機能が未発達状態の赤ちゃんはお腹を壊してしまうことがあります。
また、加熱していない生の状態の豆腐には菌が付着している可能性があるので、赤ちゃんがそれを食べてしまうと食中毒になってしまう可能性もあります。
そういったことから、1歳半になるまではしっかり加熱した温かい状態の豆腐を食べさせなくてはいけないのです。
これは豆腐に限ったことではなく、他の食材でも同じことが言えます。
ですから野菜についても、サラダなどの生野菜は1歳半を過ぎるまでは食べさせない方がいいですよ。
赤ちゃん向け冷奴のおすすめレシピ
冷奴そのままだと味気がなくて赤ちゃんは好んで食べてくれないかもしれません。
赤ちゃんが一度受け付けなかった食材を食べさせるのって結構苦労するんですよね。
ということで最後に、赤ちゃん向けの冷奴を使ったおすすめレシピをご紹介しましょう。
《材料》
・絹豆腐…40g
・しらす干し…大さじ1杯
・冷凍枝豆…大さじ2杯
・醤油…小さじ1杯
《作り方》
①豆腐を一口大に切る
②枝豆は小さく刻む
③豆腐の上に②としらす干しをのっけて、醤油を回しかける
《幼児食》お豆腐大好き!息子の冷や奴♡ by かいちゃんママ♡
作り方自体はとても簡単なのに、しらすでカルシウムも摂れるので一石二鳥な料理となっています。
醤油はかけすぎないように注意してくださいね!
【まとめ】冷奴は消化機能がしっかりとしてくる1歳半になってから!
冷奴は喉ごしもいいのでついついそのまま赤ちゃんに食べさせたくなってしまいますが、消化機能が未発達な段階では食べさせてはいけないんですね。
・冷奴を食べさせても良くなるのは1歳半を過ぎてから!
・豆腐を冷奴のような生の状態で食べさせると腹痛を引き起こしてしまう原因となってしまう危険性がある
1歳半になるまでは、しっかりと加熱してあげることをお忘れなく!