子供が好きなデザートとしてのイメージが強いプリンですが、プリンの中でもメジャーなプッチンプリンって一体何歳からなら食べさせてもいいものなのでしょうか?
スーパーやコンビニなどで必ずと言っていいほどの確率で売られているプッチンプリンですが、プリンの王道としておやつに子供に食べさせているというお父さんお母さんも多いことと思います。
「我が家もそろそろプリンを食べさせてみようかな」なんて考えている親御さん、何歳からなら食べさせてもいいか悩みますよね。
ということで今回は、
・プッチンプリンは何歳からなら食べさせてもいいの?
・プッチンプリンにはアレルギー成分は含まれているの?
・プッチンプリンを子供に食べさせるとき、どんなことに注意すればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
プッチンプリンは子供に何歳から?
A.3歳くらいが目安
プッチンプリンのような市販のプリンは、1歳を越えるまではあげない方がいいです。
じゃあ1歳を越えればプッチンプリンを1個食べさせても大丈夫になるのかと言われれば、それもまた違うような気がします。
というのも、市販されているプリンには砂糖がたくさん使われており、量にしてなんと角砂糖4個分(15g)にもなります。
これはプッチンプリンの場合も例に漏れずです。
ちなみに、1歳頃の子供が一日に摂取しても良いとされている糖分の目安量は15gとされています。
つまり、プッチンプリンを1個食べるとその量に達してしまうということになります。
普段の食事の中でも少なからず糖分は摂取していますから、おやつでプッチンプリンを1個食べてしまうと糖分の目安摂取量を意図も簡単に越えてしまうことになるのです。
ですから、1歳頃にプッチンプリンを食べさせるのであれば丸々1個は食べさせず、量を調整して与えるようにしましょうね。
言い替えれば、ご自宅で手作りしたプリンであれば砂糖の量も調節できるわけですから、砂糖を控えめにしたプリンであれば9~11ヶ月頃には食べさせてあげられるようになりますよ。
プッチンプリンを1個食べさせてよくなるのは、大体3歳くらいになってからでしょうか。
その辺りの判断はお父さんお母さんがそれぞれでなさってくださいね!
プッチンプリンのアレルギー成分
では、プッチンプリンにはアレルギー成分は含まれているのでしょうか。
プッチンプリンの原材料は以下の通りです。
《原材料》
・乳製品
・砂糖
・カラメルシロップ
・植物油脂
・生乳
・ローストシュガー
・コーンスターチ
・卵粉
・食塩
・寒天/糊料(増粘多糖類)
・香料
・乳化剤
・カロテン色素
・V.C
・カラメル色素
あまり聞きなれないものもありますが、この中でアレルゲンとなり得るものはアレルギー特定原料となる「乳」の乳製品と「卵」の卵粉です。
ですから、これらにアレルギー反応を引き起こしてしまう危険性のある子供には食べさせないようにしてくださいね。
ちなみに、ゼラチンが使用されているプリンだと稀にアレルギー反応を引き起こしてしまったことがあるのですが、プッチンプリンの場合は寒天が使用されたいるためその心配はありませんよ。
プッチンプリンを子供に食べさせる場合の注意点
最後に、プッチンプリンを子供に食べさせるときの注意点をご紹介しておきましょう。
プリンは極端な話、噛まなくても食べられます。
ですが、それが逆に危険なのです。
子供は大人と違って誤嚥を引き起こしやすいですから、プリンのような食べ物でも簡単に喉に詰まらせてしまうことがあります。
プッチンプリンの場合、手作りのプリンと比べるとなめらかさがあるというよりもゼリーに近いような少し弾力のある食感とも言えるので、特に注意が必要です。
ですから、プッチンプリンを子供に食べさせるときは必ず大人が見ているところで食べさせるようにしましょうね。
【まとめ】プッチンプリンは1歳から食べられるが、食べる量には注意しよう!
プッチンプリンはスーパーなどで手軽に買えるだけあって、お子さんのおやつとして買っておきたくなりますが、食べさせる年齢や量には注意が必要ですね。
・プッチンプリンは1歳から食べさせても大丈夫だが、丸々1個は与えないようにした方がいい
・プッチンプリンには乳や卵といったアレルギー成分が含まれている
・プッチンプリンを子供に食べさせるときは、誤嚥を引き起こさないように大人が見ているところで食べさせる方がいい
甘いものの食べ過ぎは虫歯にも繋がりますから、やはり食べさせ過ぎないようにするに越したことはありませんよね!