料理に使われることが多い鶏の軟骨は、子供が何歳くらいになったら食べられるようになるのでしょうか。
コリコリとした食感が美味しくてつくねの中などに入っていると嬉しい鶏の軟骨ですが、お肉のように柔らかくはないので子供には食べさせても大丈夫なものなのか気になりますよね。
また、食べられる年齢になって食べさせる場合、なにか気を付けるべきことってあるのでしょうか。
ということで今回は、
・鶏の軟骨は子供は何歳くらいからなら食べられるようになるの?
・軟骨入りの鶏つくねはいつくらいから食べさせても大丈夫なの?
・子供に鶏の軟骨を食べさせるとき、どんなことに注意すればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
目次
鶏の軟骨は何歳から食べれる?
A.早くても1歳半頃から
独特な食感がある鶏の軟骨ですが、子供は何歳くらいになったら食べられるようになるのでしょうか。
これについては明確な決まりというのはありません。
ですから軟骨を子供に食べさせ始める年齢というのはご家庭ごとに異なってくると思います。
ですが、早くても1歳半になるまでは食べさせるのを控えた方がいいのではないかと思われます。
というのも、1歳半までは子供は離乳食を食べているわけですがこの時期の子供の食べられるものの目安として「歯茎で噛めるくらいの柔らかさのもの」ということが言われているからです。
歯応えのある鶏の軟骨は歯茎で噛めるかと言われると、それはちょっと難しいですよね。
また、鶏の軟骨は普通の肉と比べると消化されにくいです。
ですから消化器官がまだまだ未発達な状態である離乳食中の子供に食べさせるというのはあまりおすすめできません。
ということで、早くても1歳半以降までは鶏の軟骨は食べさせない方がいいでしょう。
軟骨入りの鶏つくねはいつから食べれる?
A.目安は1歳半頃から
では、鍋の具材としても使われることのある軟骨入りの鶏つくねはいつくらいから食べさせてもよくなるものなのでしょうか。
鶏つくねに入っている軟骨は基本的にはとても小さくされた状態で混ざっています。
ですから、鶏の軟骨を唐揚げなどにして食べるのに比べれば食べやすくなっています。
ですが、やはりしっかり噛んで食べないと消化不良による腹痛などを引き起こしてしまう可能性もありますから、歯がある程度生え揃ってくる1歳半くらいになるまでは食べさせるのを控えた方がいいかと思われます。
ですが、それはあくまでも目安です。
お子さんによって離乳食の進み具合や歯の生え方など異なってきますから、お子さんの成長具合などを見ながら食べさせる時期については決められたらいいと思いますよ。
鶏の軟骨を子供に食べさせる場合の注意点
では、鶏の軟骨を子供に食べさせるときにはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。
先程から何度もお話ししているように、軟骨は肉と比べると固くて独特な食感があります。
ですからちゃんと噛んで食べないと喉に詰まらせてしまう危険性というのも十分にありえます。
そのため、調理する時点で鶏の軟骨を小さめに切るなどして食べやすくする工夫をしてあげましょうね。
【まとめ】鶏の軟骨は離乳食が完了する1歳半くらいからなら食べられるようになる
消化にあまり良くなさそうなので子供には食べさせたくないと思われるお父さんお母さんも多いと思いますが、大人たちが食べていたら子供も食べたがりますよね。
・鶏の軟骨は離乳食が完了して歯もある程度生え揃ってくる1歳半くらいになったら食べられるようになる
・軟骨入りの鶏つくねの場合も、1歳半を目安に食べさせ始めても大丈夫
・子供に鶏の軟骨を食べさせるのであれば、食べやすいように小さめに切ってあげた方がいい
食べさせるときには喉に詰まらせないように工夫をしてあげれば、問題なく食べられるようになると思いますよ!