母乳やミルクだけで大きくなった赤ちゃんに、そろそろご飯どうかな…と思い始めたお母さんにとって、いつから食べさせていいんだろう?という疑問はつきものですね。
私も2人の子どもを育てた母として、同じ悩みを持っていた時期があります。
早く家族と同じものを食べさせたい、というお母さんも多いでしょう。
主食の代表格、ご飯は赤ちゃんにいつから与えていいのか、またどんなふうに食べさせるのがいいのかをご紹介します!
普通のご飯は赤ちゃんにいつから?
離乳食には、すでにご飯は使用しても大丈夫ですが、硬さや時期はお子さんの食べ具合によって調整しましょう。
普通に炊いたご飯は、基本的に離乳完了期の1歳を過ぎれば食べられます。
それまでの離乳期には水分を多めにしたお粥を主食にします。
育児書には普通のご飯にいきなり移さずに、3倍から5倍がゆなどのいわゆる「軟飯」を食べさせてからともありますが、そこは赤ちゃんをいつも見ている人が食べ具合をみて判断していいと思いますよ。
ただ、普通のご飯を食べるからと言って、量を増やすのは要注意です。
まだ1歳の体は何もかもが未発達なので、食べたい!という気持ちだけが先行して自分の限界を知らないんです。
胃に負担があまりかからないご飯でも、小さい体には負担になってしまうこともあるので、比較的よく食べるお子さんなら少し柔らかめのご飯から始めるといいでしょう。
ご飯の量を減らしたら、他のおかずで調整しても大丈夫です。
いも類やかぼちゃなどのビタミンが豊富で満腹感の出るような食材や、消化のいい豆腐や魚などのたんぱく質も上手に取り入れて、栄養にも気を付けながらご飯を食べさせるといいですね。
おすすめの食べさせ方
家族の食卓は、同じメニューをみんなで囲むのが一番ですが、まだ小さいお子さんには同じメニューは無理ですね。
しかも、赤ちゃんの頃はちょっとした気持ちや環境の変化で、いつも食べているものを急に食べなくなる時があります。
そんなときはお粥を適量作っておいて、お粥にトッピングをしてみましょう。
柔らかく似たかぼちゃやサツマイモ(どちらも皮は取ること)はおすすめですね。
いつものご飯の味に飽きて食べないときは、甘みが増して食べるときもありますし、具合が悪いから食べないというのとは違います。
1歳を過ぎて、ほとんどの食材が食べられるようになり、ご飯も大人と同じ普通になったら、しらすを混ぜるのもいい方法です。
塩分が気になるので、必ず湯通しして混ぜましょう。
ちょっと塩が効いたご飯もおいしく感じる時期ですので、海のものもだんだん食事に取り入れていくと栄養も取れるのでおすすめです。
また、日本ならではの食材に「納豆」があります。
実は小さい頃に味わっておかないと、給食の時や突然食卓に並んでも食べられない子どもが増えているらしいのです。
軟飯や普通のご飯に、ネバネバを取るために湯通しした納豆を細かく切ってかけてあげると食べやすくなります。
しょう油はまだ塩分が気になるので、先程のしらすやベビー用のだし、鰹節などを一緒に混ぜても大丈夫ですよ。
離乳完了の時期から普通のご飯を食べられる。
離乳初期からご飯を柔らかくした10倍~3倍がゆとして、ご飯を食べることができます。
離乳食は時期に合わせて食材を選び、みじん切りにしたり、つぶしたペースト状にしたりと工夫が必要でしたが、だいたい1歳を過ぎるあたりからご飯は普通でいいみたいですね。
赤ちゃんのご飯について食べ方を含め、まとめてみましょう。
※1歳過ぎれば様子をみて普通のご飯を食べさせてもOK。
1歳になってもお子さんによっては、うまく噛めないという子もいます。
最近まで母乳やミルクなど液体で栄養を摂ってきたのですから、長い目でみて少しずつご飯を硬くしていくなどの工夫をしましょう。
※普通のご飯だけだと食べない時もあるので他の食材を混ぜてあげるといい。
混ぜる食材はご飯と同じくらいの硬さか、少し柔らかめにするといいです。
塩分が気になるときは、食材を湯通しすると適度に薄くなってご飯に混ぜると、ちょうどいいうす味になるので、食べさせる前に試食するのもいいでしょう。
子どもがどんな味のものを食べているのか知ることも必要です。