葛餅やわらび餅って、子供には何歳くらいになってからなら食べさせてもよくなるのでしょうか?
和菓子には欠かせない存在である葛餅やわらび餅。
「餅」と名の付いていますが、さっぱりとした口当たりなので夏場は特に食べたくなる和菓子のひとつだったりしますよね。
葛餅やわらび餅はスーパーなどでも普通に売られているので、帰省したときなんかに実家で出してもらう機会もあるかもしれせん。
ですが、葛餅やわらび餅は「餅」と言われているだけあって、子供に食べさせても大丈夫なものなのか心配になられるお父さんお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ということで今回は、
・葛餅やわらび餅は子供には何歳くらいからなら食べさせてもよくなるの?
・葛餅やわらび餅にはどのようなアレルギー成分が含まれているの?
・葛餅やわらび餅を子供に食べさせるときはどんなことに気を付けた方がいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
葛餅やわらび餅は何歳から食べれる?
A.3歳頃から
葛餅やわらび餅は、子供は何歳くらいからなら食べられるようになるのでしょうか。
これについては特に明確な決まりというのはありません。
強いて言うならば、葛餅もわらび餅も「餅」なのでしっかり噛んで食べられるようになってから解禁させた方がいいということです。
あまり早い時期から葛餅やわらび餅を子供に食べさせてしまうと、その分喉に詰めてしまうリスクが高まりますからね。
子供の歯が生え揃ってくるのが大体2歳半~3歳頃ということが言われています。
ですから、それくらいになってから食べさせ始めるというのでもいいのではないでしょうか。
ただ、歯の生え方には個人差もありますし、それぞれのお子さんの成長具合なんかも鑑みながら葛餅やわらび餅を食べさせ始めるタイミングを決められればいいと思いますよ!
アレルギーなどの注意点
では、葛餅やわらび餅にはどのようなアレルギー成分が含まれているのでしょうか。
葛餅やわらび餅自体には27品目のアレルギー成分というのは含まれてはいないのですが、それらを食べるときにかけるものに注意が必要なのです。
例えばきな粉。
きな粉は大豆から作られていますから、当然大豆アレルギーのある方はきな粉のかかったわらび餅は食べられません。
また、アレルギーとはまた違うのですが葛餅にかけられている黒蜜にも注意が必要です。
というのも、黒蜜にはハチミツが使われているので1歳未満の子供に食べさせられないからです。
ですから、葛餅に黒蜜がかかっている場合は絶対に1歳未満の子供には食べさせないようにしてくださいね。
食べさせ方のコツ
では、葛餅やわらび餅は子供にはどのように食べさせるのがいいのでしょうか。
先に歯が生え揃ってきてしっかりと噛めるようになれば葛餅やわらび餅が食べられるようになると述べましたが、それでもやはりこれらは子供だと喉に詰まらせてしまう危険性というのは非常に高いです。
ですから、葛餅やわらび餅を子供に食べさせるときはあらかじめ小さめに切っておくなどして喉に詰まらせにくくする工夫をしてあげると良いでしょう。
そして、葛餅やわらび餅を子供が食べているときは必ず大人が近くで見ているようにしましょう。
小さく切ったからといって絶対に喉に詰まらせないわけではありません。
万が一これらを喉に詰まらせてしまったとしても、大人が見ているところであればすぐに対処することができますからね。
【まとめ】葛餅やわらび餅は歯が生え揃ってきているかどうかが目安!
葛餅やわらび餅といった弾力があり歯応えのある食べ物は喉に詰まらせてしまうというリスクがあるため、しっかりと噛んで食べられるかどうかがポイントとなってくるでしょうね。
わざわざ早い時期から食べさせる必要のない食べ物ですから、急いで食べさせる必要もないでしょう。