スモークサーモンって、離乳食の食材としてはいつから使うことができるかご存知ですか?
魚を食べることでたんぱく質を摂ることができるので、離乳食では重宝する食材です。
離乳食では最初は白身魚からスタートし、徐々に食べられる種類が増えていきます。
では、スモークサーモンは離乳食のどの段階から使っても良くなるのでしょうか。
ということで今回は、
・スモークサーモンは離乳食の食材としていつから使ってもよくなるの?
・サーモンの刺身は何歳くらいからなら食べられるようになるの?
・サーモンを子供に食べさせるときにはどのようなことに気を付けるべき?
ということについてご紹介していきたいと思います。
目次
スモークサーモンは離乳食でいつから?
A.早くても1歳半以降
離乳食を食べている時期の子供にはナマモノを食べさせてはいけないということは周知のことだと思います。
それは、食中毒の危険性があるからです。
では、スモークサーモンの場合ではどうでしょうか。
サーモンをスモークしているのでナマモノではありませんが、そのままの状態で食べさせるのはあまり好ましくありません。
スモークしているとはいえ、ナマモノと同様で食中毒のリスクが多少なりともあるからです。
また、食中毒のリスクだけでなく塩分の過剰摂取にもなり得ます。
ですから、スモークサーモンは離乳食期の子供にはおすすめできない食材です。
それでももし食べさせるのであれば、湯がくなどして加熱してから食べさせるようにしましょう。
その場合、鮭は生後7~8ヶ月頃から食べられるようになるので、加熱したスモークサーモンもそれ以降から食べさせるようにしてくださいね。
スモークサーモンをそのまま食べられるようになる時期というのは、明確な答えはありませんが早くても離乳食が完了してから、つまり1歳半以降が好ましいと思います。
サーモンの刺身は何歳から食べれる?
A.安全なのは3歳以降
では、サーモンの刺身の場合はどうでしょう。
サーモンの刺身も同じく、食中毒の危険性があるので幼い子供には食べさせない方がいいです。
私のまわりのママ友たちの意見で最も多いのは、ナマモノ(刺身)を子供に食べさせ始める年齢は3歳以降という意見です。
なにか理由があってのことというわけではありませんが、一般的にみても3歳以降から食べさせ始めるというお父さんお母さんが多いです。
このくらいになると消化器官も大分発達してきて、大人と同じものも大抵食べられるようになってきます。
ですからサーモンの刺身なんかも、食べられるようになっていきます。
これについても、早くても離乳食が完了するまでは食べさせない方がいいですね。
サーモンを子供に食べさせる場合に気をつけたいこと
では、子供にサーモンを食べさせるときはどのようなことに気を付けて食べさせた方がいいのでしょうか。
先ほどから何度も述べているように、生のサーモンやスモークサーモンは食中毒のリスクが非常に高いです。
これの原因として挙げられるのが寄生虫です。
サーモンに寄生している寄生虫は非常に恐ろしく、大人でも死に至ることがあるくらいです。
ですから低年齢の子供の場合は特に、十分に加熱したものを食べさせるようにしてください。
【まとめ】スモークサーモンは離乳食が完了してから食べさせる方がいい!
サーモンの刺身や、生の状態に近いスモークサーモンは幼い子供に食べさせるには少しリスクが高いような気がしますね。
・スモークサーモンを離乳食期の子供に食べさせるのであれば7~8ヶ月以降、加熱したものにしよう
・サーモンの刺身は、消化器官が発達してくる3歳以降に食べさせるのがいい
・食中毒のリスクがあるため、幼い子供にサーモンを食べさせるときは加熱することをおすすめする
時には命の危険に関わることにもなりますから、心配な場合はサーモンは加熱したものを食べさせた方がいいでしょう。