緑茶は赤ちゃんにはどのくらいの年齢から飲ませても良くなるのでしょうか?
赤ちゃんにはカフェインはあまり摂らせない方がいいということは周知の事実となっていますよね。
ですから、お茶を飲ませるにしてもノンカフェインの麦茶を選んで飲ませているというお父さんお母さんが大半ではないでしょうか。
しかし、時と場合によっては麦茶が用意できないということもあるでしょう。
例えば出先で緑茶しか用意されていなかった場合、赤ちゃんには少量でも飲ませない方がいいのか?
悩みますよね。
ということで今回は、
・緑茶は赤ちゃんにはどのタイミングから飲ませ始めても良くなるの?
・赤ちゃんには緑茶に含まれているカフェインは与えても大丈夫なの?
・赤ちゃんに緑茶を飲ませるときはどうやって与えればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
緑茶は赤ちゃんにいつから飲ませて大丈夫?
A.3歳までは飲ませない方が無難
緑茶にはご存知の通りカフェインが含まれています。
そして、こちらも多くの人が認識しているように赤ちゃんにとってカフェインは与えない方がいい成分です。
ですから、赤ちゃんには一体どのタイミングから緑茶を飲ませてもいいものなのか分からないというお父さんお母さんも少なくないと思います。
これについてははっきりとした明確な時期というのは無く、様々な説があります。
早いものだと離乳食が完了した頃、つまり1歳半頃と言われていますし、慎重派の意見としては幼児期にはカフェインは与えない方がいいというものもあります。
カフェインは様々な昨日が未発達なこどもにとって好ましくない物質であることには変わりはありません。
ですから、必要がなければなるべく与えない方がいいです。
ですが、少し緑茶を飲んだからと言ってすぐに悪い影響が現れるというわけではありません。
なのでどうしてもその場で飲めるものが緑茶しかないというのであれば、1歳半くらいであれば少量くらいなら飲ませても構いませんよ。
ただ、一般的に推奨されているのは「3歳までは飲ませない」方がいいということです。
緑茶に含まれるカフェイン量は大丈夫?
こどもがカフェインを摂りすぎると脳の発達に悪影響を与えてしまったりします。
ですから、なるべくカフェインを摂取する量は気を付けなければいけません。
3歳まではカフェインは与えないことを前提とし、
・4~6歳…25ミリグラム/1日
・7~12歳…50ミリグラム/1日
以下に抑えるように薦められています。
ちなみに、緑茶に含まれているカフェイン量は160ミリグラム/100g です。
つまり、コップ一杯(100g)の緑茶を飲むとカフェインの過剰摂取になってしまうということです。
ですから、こどもに緑茶を飲ませるときはこれらの数値を参考に飲ませる量を制限するようにしましょうね。
赤ちゃんへの緑茶の飲ませ方
では、赤ちゃんに緑茶を飲ませるときにはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
先ほどご紹介したように、3歳以下のこどもにカフェインを摂取させるのは好ましくありません。
ですから本来は飲ませない方がいいのですが、そうもいかないこともあるでしょう。
その場合、緑茶を白湯などで薄めて飲ませることをおすすめします。
そうすることで量を飲んでもカフェインを摂りすぎないようにすることができますよ。
【まとめ】緑茶をこどもに飲ませても良くなるのは4歳以降!
緑茶をこどもに飲ませても良くなる年齢については色々な説があるので判断が難しいところはありますが、カフェインが良くないことには変わりないので与える必要がなければわざわざ飲ませることはないでしょう。
・緑茶はカフェインの影響のことを考えると、赤ちゃんには飲ませない方がいい
・こどもにとってはコップ一杯の緑茶でもカフェインの過剰摂取になる
・赤ちゃんに緑茶を飲ませるときは白湯などで薄めてから飲ませるようにしよう
万が一赤ちゃんに飲ませる場面が出てきてしまった場合には、白湯などでかなり薄めてから飲ませるようにしましょうね!