日本人なら食べたことが無いという人はいないだろうというくらいポピュラーなそばですが、子供には何歳くらいからなら食べさせてもいいものなのでしょうか。
日本人としては口にする機会の多いそばですが、その反面アレルギーの危険性が非常に高い食材としても知られています。
アレルギーの危険性が高いことと同時に、その症状も非常に危険なことから、特にからだの小さい子供に食べさせるときは慎重になるのではないでしょうか。
ということで今回は、
・子供にはそばは何歳くらいからなら食べさせてもいいの?
・そばアレルギーの注意点とは?
・子供にはどうやってそばを食べさせればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
目次
そばは子供に何歳から?
A.おすすめは2歳頃から
様々なアレルギー成分が存在するなかでも特に危険視されるのが、そばです。
大人でもそばでアレルギー症状が発症したら危険だと言われるほどなので、それを子供に食べさせるとなるとより慎重になりますよね。
育児書などを見てみると、子供にそばを食べさせ始めてもいい年齢は1歳くらいとされています。
このくらいになると奥歯も生え始めているのでそばをしっかりすりつぶしながら食べられるようになります。
ですが、私の回りの子育て中の人たちの話を聞いていると2~3歳になってから初めてそばを食べさせたという人が圧倒的に多かったです。
実は私自身も、息子が2歳半くらいになったときに初めてそばを食べさせました。
子供があまり小さいときだと、アレルギー症状が出てしまったときに命に危険が起きるリスクが高そうだからです。
また、2~3歳くらいになってくると消化器官も大分発達してくるのでそういった意味でも初めての食材のそばを与えるには適した時期なのではないかと思います。
先ほどからも述べている通り、そばはアレルギーの症状が強く出る危険性があるので、最初はごく少量からあげるようにしましょうね。
そばアレルギーの注意点
では、そばアレルギーについてはどのようなことに注意をすればいいのでしょうか。
そばを食べてから数時間は要注意
そばアレルギーで考えられる症状というのは、からだに発疹ができたり口の回りや口のなかが赤く腫れるといったものになります。
そばでこういったアレルギーが発症するとすれば、口にしてから数分~数時間後に症状が出るのが一般的なので食べさせてから一定の時間内は子供になにかしらの症状が出てこないかを注視するようにしましょう。
そばを直接口にしていなくても要注意
また、そばアレルギーの場合そば自体を口にしていなくてもそれらの症状が出てしまう危険性があります。
例えばそばとうどんを提供している飲食店なんかは注意が必要です。
うどんしか食べていないのにそばのアレルギー症状が出てしまうことがあるのです。
そばを湯がいた鍋と同じ鍋でうどんを湯がいている場合、そばの煮汁が混ざっているだけでもそばのアレルギー症状が出てしまうことがあります。
ですからそういったところで飲食するときは、同じ鍋を使っているのかどうかということはしっかりと確認しておいたほうがいいでしょう。
そばの食べさせ方
そばを子供に食べさせるときは、冷たいざるそばよりも温かいそばを食べさせるようにしましょう。
その方がそばが柔らかくなっているので、ざるそばに比べれば消化しやすい状態になっています。
また、初めて食べさせるときはごく少量から試すようにしてください。
初めからがっつり食べさせてしまうと、その子が万が一そばアレルギーだった場合アナフィラキシーショックを起こしてしまう危険性があるからです。
それらのことを留意し、子供に初めてのそばを食べさせるようにしましょうね。
【まとめ】そばは2~3歳になってから食べさせるのがベスト!
色々なアレルギー成分が存在しますが、そばは特に怖いですからね。
・そばは早ければ1歳から食べさせられるが、世間一般的には2~3歳で初めて食べさせるという意見が多い
・そばのゆで汁でもアレルギーを発症する危険性がある
・そばを初めて食べさせるときは、ごく少量から始める
食べさせ方などについては十分に注意しましょう!