こどもって、いつからゼリーを食べさせてもいいものなのでしょうか?
ゼリーっていろんな味が揃っていますし、スーパーやコンビニで手軽に買えることもあってこどものおやつとしては適しているような気がします。
また、お祭りやパーティーなどでもらうお菓子の詰め合わせなんかにもよく入っていたりするんですよね。
でも、ゼリーって大体何歳くらいから食べさせてもいいのかよく分かりませんよね。
それに、ゼリーってアレルギー成分を含んでいるものなのでしょうか?
こどもに食べさせるとなると、そのあたり慎重になりますよね。
ということで今回は、
・ゼリーって何歳から食べさせても大丈夫なの?
・ゼリーに含まれるアレルギー成分とは?
・こどもにゼリーを食べさせるときの注意点ってなに?
ということについてご紹介していきたいと思います。
ゼリーは何歳から食べれる?
ゼリーはこどものおやつとしても適したものですから、いつから食べさせ始めようか悩んでいる人も多いと思います。
ゼリーを食べさせ始める時期については、使われている原材料によって多少異なります。
ゼリーに使われている原材料としては、ゼラチンと寒天のふたパターンあります。
ゼラチンは動物由来の成分が含まれており寒天には海藻由来の成分が含まれているのですが、ゼラチンを使ったゼリーは1歳を過ぎてから、寒天を使ったゼリーは9~11ヶ月頃からなら食べさせることができると考えてもらって結構でしょう。
赤ちゃんの9~11ヶ月頃と言えば、離乳食だとカミカミ期に移行している時期で柔らかく炊いたごはんくらいなら食べられるようになっています。
ですから、ゼリーくらいの柔らかさのものであれば歯が十分に生えていなくても食べられるということなんですね。
ゼリーのアレルギー成分
では、ゼリーにはアレルギー成分って含まれているものなのでしょうか。
先ほどゼリーにはゼラチンと寒天のものの2パターンあるとご紹介しましたが、ゼラチンにはアレルギー成分が含まれているのでこれを使ったゼリーを食べさせるときには注意が必要なんです。
大人の場合はそこまで過敏にならなくてもいいのですが、赤ちゃんがゼラチンを食べるとアレルギー反応を引き起こしてしまいやすいのです。
アレルギー反応を引き起こしてしまったときに表れる症状としては、蕁麻疹や下痢、呼吸困難などが挙げられます。
これらの反応は低年齢のこどもによくみられるということで、ゼラチンが使われているゼリーは早くても1歳までは食べさせない方がいいということなんですね。
ゼリーを与える場合の注意点
ゼリーを食べさせるとき、注意しなければならない点があります。
それは、ゼリーを食べさせるときは大人が見ているところで食べさせるということです。
ゼリーはとても柔らかくよく噛まなくても食べられる食べ物ではありますが、ツルッとしている分喉に詰まりやすい食べ物でもあります。
特にこどもは誤嚥を引き起こしやすかったりするので、その危険性が非常に高いです。
万が一ゼリーを喉に詰めてしまったとしてもすぐに応急措置ができるように、こどもにゼリーを食べさせるときは大人が見ているところで食べさせるようにしましょうね。
【まとめ】ゼリーはゼラチンを含むものなら1歳から、寒天を含むものなら9~11ヶ月頃から食べさせられる!
ゼリーはこどもに気軽に食べさせられるデザートですが、食べさせる時期には十分に注意しなければなりませんね。
・ゼリーを食べられるようになるのは、ゼラチンの含まれるものなら1歳頃から、寒天の含まれるものなら9~11ヶ月頃から
・ゼラチンにはアレルギー成分が含まれており、下痢や呼吸困難などの症状を引き起こす危険性がある
・ゼリーを食べさせるときは、大人が見ているところで食べさせるようにしたほうがいい
くれぐれもゼラチンのアレルギー反応には注意して、美味しく食べさせてあげてくださいね!