赤ちゃんにオレンジジュースはいつから？飲ませる場合の注意点も！

赤ちゃんがオレンジジュースを飲めるようになるのはいつ頃からなのか、ご存知ですか？

赤ちゃんは最初母乳やミルクを飲むことから始め、白湯やお茶といった飲み物を口にするようになっていきます。

では、オレンジジュースっていつ頃から飲んでも大丈夫になるのでしょうか？

人によっても様々な見解があるようなのですが…。

ということで今回は、

ということについてご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんにオレンジジュースはいつから？

A.5〜6ヶ月頃

赤ちゃんにオレンジジュースを飲ませてもいいと言われている時期には多少のバラつきがあるものの、基本的には離乳食を始める頃(=5～6ヶ月頃)からなら飲ませても大丈夫だとされています。

赤ちゃんから飲めるオレンジジュースというのは市販されていて、それにも大体「5～6ヶ月頃から」というような表記がされています。

ですが、このくらいの時期で飲ませるのであれば市販されているものをそのまま与えるのでは無く白湯などで2～3倍に薄めてから飲ませるようにしましょう。

初めて飲むときの濃さがそのままのものだと胃腸に負担をかけることになってしまいますし、濃い味を覚えてしまって後々の離乳食に影響が出てしまう可能性もありますからね。

ですが、この「5～6ヶ月頃から」というのはあくまでも目安で「早くても」という意味です。

理想的なのは離乳食が完了期になる頃、つまり1歳を越えてからの方がいいと思います。

オレンジジュースが100%のもので栄養が含まれているとされていても、やはり母乳やミルクから得られるそれと比べると大した量ではありません。

また、オレンジジュースには糖分がたくさん含まれているので肥満や虫歯の原因となります。

赤ちゃんが母乳やミルクを飲んでくれている間は、わざわざオレンジジュースに頼る必要は無いでしょう。

ただ、普段口にしているものと違うものを口にするということは赤ちゃんにとって気分転換になります。

思うように離乳食が進まなくて困っている場合なんかには、たまにオレンジジュースを飲ませるというのは有効にはたらくこともありますよ！

飲ませる場合の注意点

では、赤ちゃんにオレンジジュースを飲ませるときの注意点としてどんなことが挙げられるのでしょうか。

まずひとつめは、常温のものを飲ませるということです。

赤ちゃんの胃腸はまだ発達途上なので刺激には非常に弱いです。

冷たいものを与えるとお腹を壊してしまうこともあります。

大人ならつめたく冷やしたオレンジジュースを飲みたくなるところですが、赤ちゃんに飲ませる場合には常温に戻したものを与えるようにしましょう。

そしてふたつめは、飲ませる量や時間に気を付けるということです。

先述した通り、オレンジジュースには糖分がたくさん含まれているので肥満や虫歯のリスクが高まり赤ちゃんにとってあまりメリットはありません。

ですから、一回に飲ませる量は大体コップ一杯分(約200ml)と決めて飲ませるようにしましょう。

また、哺乳瓶やマグなどに入れて与えるという人もいらっしゃいますが、それだと赤ちゃんがいつでもオレンジジュースを飲める環境にあり、これも良くありません。

だらだらと飲み続けることで虫歯のリスクが一気に高くなってしまいます。

オレンジジュースを飲ませるときは時間をちゃんと決め、一度で飲みきるという習慣をつけるようにしましょう。

【まとめ】赤ちゃんにオレンジジュースを飲ませるなら1歳以降が理想的

・赤ちゃんにオレンジジュースを飲ませても大丈夫になるのは5～6ヶ月頃からだが、1歳を過ぎた頃からの方が理想的
・赤ちゃんにオレンジジュースを飲ませるときは常温に戻してからや、コップ一杯分の量と決めておくなどを注意した方が良い

赤ちゃんにとってオレンジジュースはまだ必要の無いもの、と考えて我が家では2歳半の息子には普段からあまり飲ませないように気を付けていますが特に影響はありません。

絶対に必要なものというわけではありませんから、それぞれのご家庭でタイミングなどを見計らってあげるようにすればいいと思いますよ！