赤ちゃんって、いつから大人と同じ食事を取っても大丈夫なものなのでしょうか。
乳児期のお世話のなかでも一二を争うくらい大変なのが離乳食作り。
食べやすい大きさに切ったり味付けは薄味にしないといけなかったり、一手間も二手間も掛かるので非常に面倒!
だから子育て中の多くのお父さんお母さんは「早く私たちと同じメニューが食べられるようになればいいのに」と思っているはず。
調べてみたところ、大人と同じ食事をあげる時期については人それぞれの解答があるみたいでした。
ということで今回は、
・赤ちゃんはいつから大人と同じ食事を食べられるようになるの?
・赤ちゃんに大人と同じものを食べさせるときの味付けで注意するべきことってなに?
ということについてご紹介していきたいと思います。
赤ちゃんに大人と同じ食事はいつから?
A.目安は離乳食が完了する1歳から
赤ちゃんが大人と同じ食事を食べられるようになる時期というのには、正直明確な決まりというのはありません。
大まかな時期にある程度の偏りはあっても、「◯歳◯ヶ月から!」というような決まりはありません。
赤ちゃんが離乳食を食べ始めるのは大体5~6ヶ月頃で、最初のうちは一日一回食からのスタートです。
ですが日を追うごとに二回食、三回食と増えていき、この度に離乳食メニューを作らなければなりません。
大人が食べている食事と違って、離乳食は作るのにとても手間が掛かるので正直非常に面倒です。
なので、多くのお父さんお母さんたちは早く自分達と同じものが食べられるようになってほしい、と思っているはず。
実際、私がそうでした。
大人が食べる食事と赤ちゃんの食べる離乳食を別々に用意するのってかなり手間が掛かるし大変なんですよね。
それに、赤ちゃんはある程度知恵が付き始めると大人が食べているものを食べたがったりします。
赤ちゃんに大人と同じ食事を与え始めた時期については人それぞれの答えがあるようで、早い人だと1歳になったらもう大人と同じものをあげていたという人もいました。
遅い人だと完全に大人と同じものをあげ始めたのは3歳くらいになってからだという意見も見られました。
1歳になると離乳食は完了期に入るとされていて、離乳食の過程がスムーズに進んだ子だと1歳で大人と同じような味付け、大きさのものを食べられるようになります。
そういうことから、1歳から大人と同じ食事をあげるという判断をされるご家庭があるようですね。
ですが、こどもの歯(乳歯)が生え揃うのは2歳半~3歳頃なので大人が食べているものと同じくらいの固さのものを食べられるようになるのはこの頃から、ということも言われてます。
なので、そういう観点から考えて大人と同じ食事を食べさせるのは3歳頃からとしているご家庭もあるみたいですね。
味付けなどの注意点は?
とは言え、小学生に上がる頃までは味付けなどに注意しておいた方がいいです。
まず味付けについては、基本的には私たち大人が普段食べているものよりも薄めの味付けを意識した方がいいでしょう。
大人と全く同じ食事となると、こどものからだの大きさの割には塩分濃度が高かったりするので腎臓に負担がかかってしまったりするという危険性があります。
また、塩分の多さに限らず味が濃いものを食べ続けると将来的に味覚障害を引き起こしてしまうことも考えられます。
これは大人にも言えることですよね。
そして次に注意すべきことは、大きさや固さをこども向けにした方がいいということです。
こどもの歯が生え揃ったとしても、顎の力や飲み込む力というのは当然大人に劣ります。
私たちが普段何気なく食べている大きさや固さのものでも、こどもにとっては負担になることもあり得ます。
大きすぎたり固すぎたりすると、食べ物を喉に詰まらせてしまう危険性もありますから、こどもに食べさせるときは小さめに切ってあげたり余計に火を通して柔らかめに仕上げるなどの工夫をしてあげるといいでしょう。
これらのことを注意しながら、尚且つなるべく調理の負担を減らすには、途中まで同じ行程で調理し味付けする段階で大人用と子供用に分けて調理するとそこまで手間はかからないと思います。
【まとめ】赤ちゃんが大人と同じ食事を食べられるようになるのは1~3歳頃!
それぞれのご家庭の事情や、赤ちゃんの成長度合いを見計らって大人と同じ食事を食べさせ始めるといいということですね。
・赤ちゃんが大人と同じ食事を食べられるようになるのは早ければ1歳、遅ければ3歳頃
・赤ちゃんに大人と同じものを食べさせるときの注意点は、薄めの味付けを意識することと大きさや固さに注意することの2点!
ちなみに我が家では1歳半頃から段々と大人と同じものを食べさせ始めたのですが、離乳食作りの負担が一気になくなって家事育児がとても楽になりました!