離乳食の段階から子供に食べさせる納豆ですが、それに大体一緒についてくる納豆のたれは一体何歳くらいからなら使ってもいいものなのでしょうか。
納豆は発酵食品で栄養価が高いことから、離乳食の後期から使える食材となります。
ですが、この段階では添付されているたれは使いません。
では、子供が何歳になったら使ってもよくなるものなのでしょうか。
ということで今回は、
・納豆のたれは子供が何歳になったらかけても良くなるの?
・納豆のたれに含まれる塩分は子供に大丈夫なの?
・子供の食べる納豆にたれをかける場合の注意点とは?
ということについてご紹介していきたいと思います。
納豆のたれは子供に何歳から?
A.目安は1歳頃から
納豆は離乳食の後期から使える食材ですので、案外子供には小さいうちから食べさせることができるのです。
ですが、この段階では納豆に添付されているたれは使わず、納豆だけを食べさせます。
では、子供が食べる納豆にたれをかけても良くなるのは何歳くらいになってからなのでしょうか。
これについては、「はちみつは1歳になってから!」のように明確な年齢が定められているわけではありません。
ですから、それぞれのご家庭でお父さんお母さんが判断したタイミングでたれをかけるようにしてください。
ちなみに、ネット上での意見を見てみると納豆のたれをかけ始めた年齢については結構ばらつきがあり、早ければ1歳からという意見もありましたし遅いと2歳になった今でもまだたれはかけていないという意見もありました。
しょうゆなどの調味料は風味付け程度なら離乳食の後期から使われるようになるので、納豆のたれもその感覚でいいと思います。
ですから、数滴であれば早ければ9~11ヶ月くらいから納豆にたれをかけても問題ないでしょう。
納豆のたれの塩分は子供に大丈夫?
納豆のたれは納豆にかけてしまえばそれほど濃さを感じないかもしれませんが、実はそれなりに塩分が含まれています。
少ないものであれば1袋に0.4g、多いものであれば0.9gの塩分が含まれています。
この数値だけで見てもあまりピンとこないかもしれませんが、1~2歳の子供が一日に摂取する塩分の目安量は3g未満が理想とされています。
一日の摂取目安量から見れば納豆のたれに含まれる塩分量なんて少なく感じるかもしれませんが、子供が摂取する塩分は当然納豆のたれに限りません。
他の料理からも塩分を摂取していることを考えれば、納豆のたれだけで0.4~0.9gも摂取するというのは多いですよね。
ですから、もし必要ないのであれば納豆のたれはかけずに納豆を食べさせるのが一番いいのではないかと思います。
納豆のたれを使う場合の注意点
もし、子供が納豆のたれ無しでは納豆を食べてくれないのであれば納豆のたれをかけて食べさせてもいいと思います。
ですが、先述した通り納豆のたれにはそれなりに塩分が含まれていますから、納豆のたれを一袋丸々使ってしまうと子供は塩分の摂りすぎになってしまいます。
ですから、納豆のたれをかけて食べさせるのであれば数滴にとどめたり、薄めて使ったりという工夫をするようにしてみてはどうでしょう。
それなら納豆にたれの風味も加わりますし、塩分の摂りすぎは防ぐことができますよ。
【まとめ】納豆のたれは早ければ離乳食後期から使っても大丈夫!
大人の私たちは当然のごとくで納豆のたれを使っていますが、塩分のことを気にするなら子供にはあまり使わない方がいいのかもしれませんね。
・納豆のたれを使うタイミングは人それぞれだが、早ければ離乳食後期から使っても問題はない
・納豆のたれには0.4~0.9gの塩分が含まれているので、丸々一袋使うのは子供にとっては塩分の摂りすぎに繋がる
・子供に納豆のたれを使うのであれば、数滴にしたり薄めたりする必要がある
納豆のたれを使うにしても、塩分の摂りすぎにならないように工夫する必要がありますね!