お正月のお楽しみのひとつと言えば、お節やお雑煮を食べることだと思うのですが子供にお雑煮っていつから食べさせても大丈夫なのでしょうか?
お雑煮はその土地土地で様々な特徴があり、使われる出汁や味噌も違えば具材も違います。
そんなお雑煮は、子供は何歳くらいになったら食べられるようになるのか気になります。
お雑煮の具材として入っていることが多いお餅には十分に気を付けなくてはいけませんしね。
ということで今回は、
・お雑煮は子供にはいつくらいから食べさせてもいいものなの?
・子供がお雑煮を喉に詰まらせないように注意すべきこととは?
・子供におすすめのお雑煮のレシピは?
ということについてご紹介していきたいと思います。
お雑煮は子供にいつから?
お正月になると必ず食べるのがお雑煮です。
年に一度のお祝い事だからこそ、子供も一緒にお雑煮を食べて新年を迎えたいと考えるものです。
ですが、子供にはお雑煮を何歳くらいになったら食べさせてといいものなのでしょうか。
味噌
目安は1歳半以降
まずお雑煮のベースとなる汁には、その土地土地によって違いがありますよね。
大まかに、御澄ましと味噌系との2パターンに分けられると思います。
御澄ましの場合は出汁がベースとなっているので、基本的には味も濃くありませんし子供が口にすることができるのは離乳食初期の頃である6ヶ月頃からです。
ですが、現実的に考えるとこの頃にお雑煮を食べさせるのはあまり良くありません。
というのも、入っている具材によってはそこから出ているエキスだけでもアレルギー反応を引き起こしてしまう危険性があるからです。
ですから、御澄ましの場合でもある程度一通りの食材が食べられるようになっている離乳食完了期頃までは食べさせない方が無難ですね。
そして味噌系の味付けのものについてですが、こちらは離乳食後期から使える食材ではあるものの塩分濃度が非常に高いので普通に食べさせるのであれば離乳食が完了する1歳半以降にしておいた方がいいでしょう。
ただし、塩分の摂りすぎに繋がるので食べさせるにしても量は調整しましょうね。
餅
早くても2歳以降
お雑煮を食べさせるときに一番気にかかるのがお餅の存在です。
これは何歳くらいからなら子供に食べさせてもいいのでしょうか。
お餅を食べさせるかどうかで悩む理由のひとつが、「喉に詰まらせないかどうか」ということですよね。
2歳くらいになると大体の歯が生え揃い、しっかりと咀嚼して食べ物が食べられるようになっています。
ですから、お餅は早くても2歳になるまでは食べさせない方がいいでしょう。
育児書などにはお餅は3歳から、と推奨している場合が多いみたいですし、その辺りは子供の成長具合を見ながら親御さんが判断されればいいと思いますよ。
喉に詰まらせない為に注意したいこと
では、子供がお餅を喉に詰まらせないようにする為には、どのようなことに注意した方がいいのでしょうか。
ポイントは以下の2点です。
・柔らかく煮る
・小さく切る
ご存じの通りお餅はとても弾力のある食べ物です。
だからこそ喉に詰めやすいのです。
ですからとにかく柔らかく煮ることで少しでも弾力を少なくし、喉に詰まりにくくします。
また、弾力があるのでいくら咀嚼してもうまく噛みきれず口のなかでなかなか小さくなりません。
その状態で飲み込むと喉に詰まるリスクが高くなりますよね。
ですから、食べさせる前にあらかじめ小さく切っておくことをおすすめします。
子供向けのお雑煮レシピ
では最後に、子供が食べるのにおすすめな、お雑煮のレシピをご紹介したいと思います。
こちらのレシピをおすすめしたい理由が、お餅を他のもので代用しているということです。
単純にお雑煮からお餅を抜くと「自分も食べたい!」とわがままを言われてしまう可能性がありますが、これならちゃんとお餅の代わりになるものが入っているので納得して食べてくれるでしょう。
代用しているのはじゃがいもで作ったじゃがいも餅なので、喉に詰まらせる危険性も極めて低くて安心ですね!
【まとめ】お雑煮はお餅を喉に詰める危険性があるので2歳を過ぎてから!
お雑煮はお餅の存在がネックとなり、なかなか子供に食べさせたくないと考えるお父さんお母さんは多いと思います。
ですが、今回ご紹介したレシピのお雑煮ならお父さんお母さんとしても安心ですし、子供も喜んで食べてくれるでしょう!
是非今度のお正月に作ってみてくださいね。