あんこやたい焼きって、子供には何歳くらいから食べさせてもよくなるものなのでしょうか?
和菓子を中心に使われていることが多いあんこは、日本に住んでいれば食べる機会もその分非常に多いです。
スーパーやコンビニのお菓子コーナーやパンコーナーなどにも数多く並んでいることから子供の目につくこともあるでしょうし、「食べたい!」と言われることも徐々に出てくるでしょう。
そんなときにお父さんお母さんに浮かぶのが「あんこはいつからなら食べさせてもよくなるの?」ということではないでしょうか。
ということで今回は、
・子供にはあんこは何歳から食べさせてもよくなるの?
・子供にはたい焼きは何歳から食べさせてもよくなるの?
・子供にあんこを食べさせるとき、どんなことに気を付ければいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
あんこは何歳から食べれる?
A.目安は1歳半くらいから
子供にあんこを食べさせてもよくなる年齢については明確な決まりなどは特に無く、あんこ解禁の時期というのはそれぞれのご家庭によっても大きく異なるようです。
早いところだと子供が1歳3ヶ月くらいになったら食べさせていたという意見がありましたし、遅いところだと3歳になった今でもまだ食べさせたことがないという声も聞こえてきました。
このあんこを食べさせ始める時期のズレについては、それぞれのご家庭の環境の違いというのが大きく関係しているようでした。
と言うのも、比較的早い時期にあんこを食べさせたと言っている人たちの多くが「上に兄弟がいる」、「親戚には年上の子が多い」といったパターンだったのです。
いくらあんこを食べさせないように気を付けていても、身近にあんこを普通に食べている年代の子供がいて、更に目の前で食べられでもすればまだあんこを食べたことがない子供は当然食べたがりますよね。
「大きくならないと食べられないから我慢しようね」という説得で納得させられればいいのですが、そういうわけにもいかないのが現実。
結局お父さんお母さん側が折れて食べさせてしまった、というパターンが多いようなんです。
ですから、あんこは食べさせる必要が無ければわざわざ買って食べさせる必要もありません。
ですが、離乳食も完了期くらいに入っていれば食べている子もいるのでどうしても食べさせないといけないような状況にあって子供が1歳半前になっていれば食べさせてもさほど問題はないと言えるでしょうね。
たい焼きは何歳から食べれる?
A.あんこと同じくらいの時期からでOK
では、あんこを使ったたい焼きの場合はどうでしょう。
こちらもあんこを食べさせ始めるタイミングと大差ない時期から食べさせても大丈夫と思っていただいて結構だと思います。
ただし、生地の部分にはある程度固さがありますので少なくともしっかり噛んでものが食べられるようになってからの方がいいでしょうね。
歯が生え揃ってくるのが2歳~2歳半頃ですので、それ以降になってから食べさせ始めるというのが理想的だと思います。
また、たい焼きの生地には小麦粉が使われていますから、小麦のアレルギーがある疑いのある子供には食べさせるときには十分に気を付けましょうね。
あんこを子供に食べさせる場合の注意点
では、子供にあんこを食べさせるときにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
それは、食べさせる量についてです。
あんこの原料となる小豆には食物繊維やミネラルが豊富に含まれているので健康にいい食材なのですが、ご存知の通りあんこには大量の砂糖が含まれています。
ですから、カロリーの観点で考えるとあんこの食べさせ過ぎには注意が必要となります。
粒あんであれば385kcal(/100g)、こしあんであれば155kcal(/100g)のカロリーがあります。
ちなみに、子供の間食で摂取してもいいカロリーの目安は、
・1~2 歳…100~150kcal
・3~5 歳…150~200kcal
というふうに言われています。
ですから子供にあんこを食べさせるときにはこの摂取カロリーの目安量を参考に食べさせる量については考えられた方がいいでしょう。
【まとめ】あんこは1歳半を過ぎたら各ご家庭で食べさせる時期を検討してみよう!
あんこはとても甘いので、食べさせる時期や量についてはしっかりと考えていきたいですよね。
・子供にあんこを食べさせる年齢については早ければ1歳3ヶ月頃、遅ければ3歳を過ぎてもまだ食べさせていないという意見が見受けられる
・子供がたい焼きを食べられるようになるのは、歯が生え揃ってくる2~2歳半頃
・あんこはカロリーが高いので食べる量には注意しよう