7倍粥はいつから？赤ちゃんの離乳食の進め方を解説

赤ちゃんに7倍粥を食べさせるのって、どのタイミングがいいのかお分かりですか？

赤ちゃんが成長していって、お父さんお母さんなら誰しもが経験、苦労するのが離乳食ではないでしょうか。

ごはんひとつ取ってみても、最初から私たち大人が普段食べているような炊いたごはんを食べるのではなくお粥を更に水っぽくした10倍粥から始めなければなりません。

それを徐々に普通のごはんに移行していく訳なのですが、その進め方が難しかったりします。

ということで今回は、

ということについてご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんの離乳食で7倍粥はいつから？

赤ちゃんに離乳食を食べさせるとき、過程を踏んで進めていかなければなりません。

最初は米の形がほぼ無いくらいの10倍粥からスタートされていくわけですが、その次の段階は7倍粥です。

10倍粥から7倍粥に移行するとき、どのようになったタイミングで変えていけばいいものなのでしょうか。

ポイントとなるのは以下の3点です。

これらの条件が揃った頃に、7倍粥に移行していってもいいものと考えられます。

この頃の離乳食は中期に突入していて、いわゆる「モグモグ期」と呼ばれる段階に入っています。

ここまでは離乳食は一日一回でしたが、モグモグ期に入ってからは赤ちゃんの様子を見つつ一日二回に増やしていく頃となります。

赤ちゃんの離乳食の基本的な進め方

そもそも離乳食って、どのようにして進めていくのがいいものなのでしょう。

今回はそんな疑問をお持ちのあなたのために、基本的な進め方をご紹介していきましょう！

離乳食のことで一番最初に悩むのが、離乳食を始める時期だと思います。

一般的には赤ちゃんが5～6ヶ月くらいになってからと言われており、首が完全に据わっていることが大前提となります。

そして、支えてあげれば座れるくらいになっていれば離乳食を始めても大丈夫です。

また、離乳食を始める段階の少し前から赤ちゃんにスプーンを咥えさせる練習を始めてみてください。

それでスプーンを咥えることに慣れてきて拒否しなくなってきてから離乳食をスタートさせれば、離乳食を食べさせるときに苦戦しなくなりますよ。

5～6ヶ月の離乳食初期の段階では、ごはんは10倍粥、野菜はにんじんやかぼちゃ、だいこんなどの柔らかく炊けるようなものからスタートさせましょう。

まだこの頃は歯が生えていないので、それぞれの食材は形が残らないくらいに潰して食べさせましょう。

7～8ヶ月の離乳食中期の段階では、ごはんは7倍粥、野菜はたまねぎやほうれん草といった葉物野菜を食べさせられるようになっています。

食材の固さは豆腐くらいの柔らかさの物が食べられるようになりますよ。

9～11ヶ月の離乳食後期の段階では、ごはんは5倍粥、野菜はとうもろこしやきのこ類が食べさせられるようになっています。

この頃には離乳食は一日三回になっており、早い子だと卒乳していたりしますよ。

1～1.5歳の離乳食完了期の段階では、ほぼ大人と同じものが食べられるようになっています。

ですが、味付けも大人とまったく同じとなるとこどもにとっては濃すぎたりするので、そこはこども用に薄味に調整する必要はあります。

ここまででご紹介した進め方はあくまでも「基本的な」ものであって、こどもそれぞれのペースもありますから、お子さんの様子を見ながらゆっくり進めていってあげてくださいね。

7倍粥の作り方レシピ

では最後に、7倍粥の作り方についてご紹介したいと思います！

7倍粥を作るとき、米と水の割合は1:7になります。

生米から作るのであればその割合で炊飯器にセットし、「お粥モード」で炊飯するだけで作れます。

もっと簡単に、時短で作りたいという場合は炊いたごはんからでも作ることはできます。

その場合、ごはんと水の割合は1:3になります。

1:3の割合にしたごはんと水を鍋に合わせ入れ、ちょうど良い柔らかさになるまで煮詰めるだけで出来上がり！

少量で作ると鍋に焦げ付くことがあるので注意してくださいね！

出来上がった7倍粥は、食べさせるときに少し潰してあげた方がいいですよ。

【まとめ】7倍粥は離乳食を始めて2ヶ月経った頃から食べさせられる！

離乳食の進め方って人それぞれだったりするので、いつどの段階で7倍粥に切り替えようかと悩まれるお父さんお母さんは少なくないと思います。

・7倍粥は離乳食を始めてから2ヶ月くらい経ち、10倍粥を問題なく飲み込めるようになってから移行する
・離乳食の進め方には基本の過程があるが、お子さんそれぞれのペースを見ながらゆっくり進めるのがいい

7倍粥は炊いたごはんからでも作れるということなので、日々家事育児に追われて時間がない！という方は是非この方法で作ってみてくださいね。