子供がわさびを食べてもいいのは、大体何歳くらいからなのでしょう?
わさびは慣れている大人でも鼻にツーンときて刺激が強い食材なわけですが、子供にとったらその刺激は強すぎると思います。
ですが、たまにわさび味のお菓子やわさびをアクセントとして使っているドレッシングがあり、そのまま食べるよりかはその刺激も大分和らいでいるので子供に食べさせても問題ないのでは?と思ったりもしますよね。
決してからだに悪いものでは無いとは思うのですが、何歳くらいからなら安心して食べさせることができるのか気になるところではあります。
ということで今回は、
・子供はわさびを何歳くらいからなら食べられるようになるの?
・わさびの他の辛い食べ物はいつから食べられるようになるの?
・刺激物に注意した方がいい食べ物ってなに?
ということについてご紹介していきたいと思います。
子供にわさびはいつからOK?
A.目安は消化器官が発達しきる10歳頃
様々な場面で出てくることがあるわさびですが、子供が興味本意で食べてみたいと言い出したときに食べさせても大丈夫なものなのか心配になりますよね。
子供がわさびを食べてもいい年齢については、明確な時期は特に決められていません。
ですが、確実に言えることは無理に食べさせる必要は無いということです。
わさびは刺激物に分類されますので、消化気管がまだまだ未発達な子供(幼児以下)にとってはリスキーな食べ物です。
ごくわずかな量であれば口にしても問題は無いでしょうが、たくさん食べるとお腹を壊してしまう危険性があります。
生わさびよりもわさび味の食べ物の方が刺激は強くないかもしれませんが、こちらもたくさん食べさせるのはあまり良くありません。
子供の消化気管が完全に発達しきるのは10歳頃と言われていますので、それまでは必要がなければむしろ食べさせるのを避けた方がいいのかもしれませんね。
ちなみに、わさびには殺菌作用があります。
なので、お寿司やお刺身と一緒にわさびを食べるというのはとても効果的な方法なのです。
刺身のような生物は食中毒の危険性がありますから、子供に食べさせるときにわさびも一緒に食べさせるというのは理にかなっている方法と言えるのかもしれません。
ですが、わさびのツーンとした味を受け付けない子供が大半だと思うので、無理に食べさせるよりも刺身を食べさせることを避けたり、食べさせるのであれば新鮮なものを選ぶなどの工夫をした方が懸命と言えるでしょうね。
わさび以外の辛いものはどうなの?
では、わさび以外の辛いものの場合は何歳くらいから食べられるようになるのでしょうか。
こちらについても、わさび同様明確な時期についての決まりはありません。
ですが、物によって食べさせても良くなってくる時期は異なります。
離乳食が完了する1歳半くらいからであれば、
・コショウ
・ショウガ
・カレー粉
が食べられるようになるでしょう。
ですが、あくまでも「少量に留める」ということは意識してくださいね。
また、ハーブ類は小さい子が口にすると下痢をしてしまう危険性もありますからなるべく5歳くらいまでは食べさせるのを控えた方がいいです。
その他の唐辛子を使ったスパイスや調味料、からしなどの明らかに刺激が強そうなものについてはわさびと同じく消化気管が完全に発達しきる10歳頃までは食べさせない方がいいでしょう。
刺激物に注意した方がいい食べ物は?
私たち大人が普段何気なく食べている「ちょっと辛い食べ物」でも、子供からすれば刺激が強すぎたりもします。
たとえばキムチ。
白菜などの野菜に唐辛子のペーストを塗り込んで漬けて作られています。
ですからキムチ自体少量しか口にしていなくてもそこにはしっかり、たくさん唐辛子が含まれているのです。
ですから子供にとってはかなり刺激の強すぎる食べ物であると言えます。
また、大人が食べるカレーにも注意が必要です。
ご存知の通り、カレーには様々なスパイスが含まれているので小さい子供には向いていないものもあります。
それをすぐに判断するのは難しいですから、子供にカレーを食べさせるときは子供用の甘めに作られているものを食べさせてあげてください。
我が家では大人用と子供用で、別々の鍋でカレーを作っているのですが、こちらのカレーにお世話になっています!
見た目は大人のカレーとさほど変わりないので、子供も喜んで一緒に食べてくれます。
【まとめ】わさびは無理に食べさせなくても大丈夫!
わさびはからだに悪い影響はないものの、早い時期から食べさせる必要も特に無いので、子供の成長を見ながらゆっくりで大丈夫です。
・わさびを食べさせてもいい年齢は明確には決められていないが、10歳までは食べさせない方がいい
・カレー粉やショウガは1歳半くらいから食べさせてもいいが、ハーブ類は5歳くらいまでは食べさせない方がいい
・キムチや大人のカレーは子供には刺激が強すぎるので注意
わさびなどの刺激物は子供がある程度成長して、自身が興味を示し出してからでも大丈夫ですよ!